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令和６年度決算の報告

保険給付費・納付金の増加で経常収支は3億86万円の赤字

令和7年7月16日に開催された第212回組合会において、令和6年度決算が承認されました。

一般勘定

一般勘定について、主な収入源である健康保険料収入は、平均標準報酬月額および総標準賞与額の増加に加え、被保険者が増加したことで、前年度比2億4,320万円増の39億787万円となりました。
一方、加入者の皆様の医療費に係る保険給付費は、前年度比1億4,969万円増の19億6,141万円となりました。
また、高齢者医療制度に係る納付金は、前年度比1億2,426万円増の20億4,285万円となりました。
健康づくり事業に係る保健事業費は1億9,676万円となり、加入者の皆様の健康増進と疾病予防に取り組みました。
この結果、令和6年度決算は3億86万円の経常赤字となりました。

＊は経常外科目

収入の部

収入合計：51億4,059万円
経常収入：39億4,588万円－①

支出の部

支出合計：43億1,601万円
経常支出：42億4,674万円－②

経常収支差引額（①－②）

▲3億86万円

介護勘定

介護保険は市区町村が運営し、40歳以上の国民に加入が義務づけられている公的な社会保障制度です。
健康保険組合は、40歳以上の介護保険第2号保険者から国の代わりに介護保険料の徴収を行っています。
令和6年度の介護保険料収入は5億8,815万円、介護納付金は6億3,020万円となり、介護納付金を介護保険料収入で賄えない状況となっていますが、繰越金と繰入金で補填しました。
令和6年度は介護保険料率を17.0/1000で据え置きましたが、令和7年度予算では18.0/1000へ引き上げることになりました。